今回はストロー紙飛行機作り。誰もが知っている紙飛行機ですが、ストローに紙をつけて飛ばします。
最初はストローの前後に同じ大きさの輪を1つずつ付けて、どれくらい飛ぶのか体験します。子供たちはどれくらい飛ぶと予想したのでしょう。長くてもテーブル1台分(3m程度)しか飛ばず、ほとんどが1m~2m程度でした。
さて、ここからがサイエンスアドベンチャーの醍醐味です。どうしたらよく飛ぶストロー紙飛行機が出来上がるでしょうか。もちろん子供たちはそんな問いを出す前に、進んで考えて形を変えていました。さすが、科学が好きな皆さんです。アイデアを書き込んだ後、早速オリジナルのストロー紙飛行機の制作に取り掛かりました。
材料の制約は特になし。ストローも画用紙も幾つでも使ってよし。ストローは色々な太さがあります。
みんな作る・飛ばす・改良するの繰り返し。更に自然と交流をしたり、友達の作品を参考にしたりしました。それにしても子供たちの発想力はすごいです。時間は60分程度でしたが、まだまだ物足りず、改良し続ける子が多かったようです。
そして記録会です。1人につき、3回測ります。
遠くに飛ぶたびに歓声が上がりました。最高記録はなんと895cm。部屋の隅から隅まで飛びました。素晴らしい記録です。
投げ方によっても大きく距離が変わるので、実力を発揮できなかった子もいましたが、よい学びとなったようです。今回は時間がありませんでしたが、ストロー紙飛行機を交換して色々な種類の飛行機を飛ばす体験もできたら面白いと思いました。
子供たちの作品集です。最初の画像は全員で作ったもの。
2枚目と3枚目は輪を太くして外を頑丈にしたものと、輪を大小に分けたもの。たったこれだけで飛距離が大きく変わります。
風の流れをよく考えて作る子が目立ちました。また、飛行機をヒントに作った子もいました。飛行機型、螺旋型、ロケット型、長細型など豊かなアイデア満載でした。
ちなみに、自由研究に最適だと感じました。様々な条件があるので、条件を絞る必要性がありそうです。以前行った、紙1枚を落とした時の滞空時間とはまた一味違ったものとなりました。