コロナ感染症の影響で、残念ながら、「静岡ガス ふれあいガーデン」の見学を見合わせることになりました。
そこで、今回は、アメリカザリガニをじっくり観察して、アメリカザリガニの秘密をたくさん見つけていきました。(会場 静岡科学館 る・く・る)
アメリカザリガニはみんな知っています。では、どんな形をしているのでしょう。触覚はどこ?脚は何本?ワークシートにアメリカザリガニの形を予想して図に描いてみました。
予想をもとに、実際のザリガニを観察しました。
(1)ハサミはいくつの節に分かれている?
(2)脚は何本?
(3)ヒゲ(触覚)は何本?
(4)体の節はいくつ?
(5)オスとメスの見分け方は?
ザリガニの体はどんな仕組みになっているのでしょうか?
(1)ザリガニは体のどこから水をすって、どこから水を出している?
ザリガニも人間と同じように、呼吸(エラ呼吸)をしています。水中に溶けている酸素を取り入れているのです。水を吸う様子を観察しました。ミルソー(透明観察そう)にザリガニをいれ、水をはります。食用色素(青色)を水に溶かしたものを用意します。ちょうど脚のつけ根辺りにスポイトで与えます。どうなるでしょうか。下の動画をご覧ください。
ザリガニは何をたべるのでしょうか。さまざまな食べ物を準備しました。まず予想をしました。その後、実際に食べ物を与えてみて、様子を観察しました。
じっくり観察することで、ザリガニの様々な不思議や仕組みがわかってきました。
アメリカザリガニは元々日本に生息していた生き物ではありません。外国から入ってきた生き物を外来生物といいます。アメリカザリガニは名前の通り、アメリカが原産です。アメリカの広大な土地の中で生き残る術を身につけてきました。
一方で、日本の川や池は狭く、元々いた日本の生き物たちと共存していくのが難しいようです。そのため、環境を大きく変えてしまう問題も抱えています。
この夏、身近な環境のこと、生き物のことについて考えてみませんか。より詳しく知りたい方は、環境省のホームページをご覧ください。