(1)はじめの言葉
(2)静岡サイエンスミュージアム研究会会長あいさつ
(3)静岡科学館あいさつ
(4)参加児童代表の言葉
(5)アドベンチャー活動の説明と約束
(6)スタッフ紹介
開講式を行いました。
銅でできている10円玉をピッカピカにするものはたくさんありますが、今回は次のもので実験しました。
それは、「梅干し、レモン、醤油、ソース、ポン酢、ぎょうざのたれ、タバスコ、食塩水、レモン+食塩」の9種類。
ピッカピカにするポイントとして、「酸」が挙げられますが、もう1歩踏み込んで、「塩」も深く関わっていることを実験を通して確かめました。
理科好きな子どもたちの中には、梅干しはピッカピカになるということを知っていた子もいるようでした。
しかし、梅干しと同じように酸っぱいレモンは、それ程大きな変化はなく、それよりもソース、タバスコなど、梅干しのように酸っぱくない調味料があっという間にピッカピカになることは知らない子が多く、子どもたちはみんな驚いていました。
次に、子どもたちはピッカピカになったものの成分表の中の共通点を探す活動を行うことで、「酢(酸)」と「塩」が含まれていることに気付きました。
最後に、食塩水だけではピッカピカにならないことを確かめた後、あまりピッカピカにならなかったレモンに食塩を加えることで、一瞬でピッカピカになる様子を見て、また驚いていました。
驚きの連続で、「先生、こんなにきれいになったよ。」「一瞬できれいになるなんて不思議。」と目を輝かせながら話していました。
この講座を通して、化学への興味・関心が更に高まったことだと思います。