閉講式、グループワーク「新聞タワー」を行いました。どのようにしたら高いタワーができるか、チームで相談しながら工夫して作りました。また閉講式では、この1年間の活動について、振り返りました。
まず初めに、一人ずつ自分の方法で試しのタワーを作ってみまし。使った材料はA4サイズの用紙をが3枚で、接着にはセロファンデープを使いました。それぞれアイデアあふれるタワーが出来上がり、本番へのイメージが膨らみました。
本番は四人一組になって、3枚の新聞紙を材料にしてタワーを作りました。床面と新聞紙の固定には50cmのマスキングテープ、新聞紙用には1mの紙ガムテープが渡されました。
子どもたちは、試作をもとにどのようなタワーを作るか相談をしてタワーを作りました。柱で支えたり、三角形のパーツを組み合わせたりなどそれぞれ違った形が出来上がりました。
最後にプラスチックのボールを乗せて支えることができたら、高さを測りました。高さと支えのバランスがよいタワーが一番高い記録を出すことができました。
グループワークのあとは、サイエンスアドベンチャー1年間の振り返りを行いました。参加した子どもたちに、一番印象に残った活動や一年間の感想を発表してもらいました。「ザリガニについて知ろう」「古代のひみつをさぐる」をあげる子どもが多かったです。話を聞きながら、そのときの様子を思い浮かべました。中には、家で育てていたザリガニが卵を産んで観察記録をつけていた子もいました。
最後に、サイエンスミュージアム研究会の会長から、修了証書が手渡されました。1年間楽しく活動をすることができました。
○私は新聞タワーを作るときに材料などを決められてしまうと高さを高く作るのは難しいなと思った。今回はガムテープ1m、マスキングテープ50cm位で、あと新聞紙が3枚という条件で作った。1番思ったのはテープ類の長さがもう少しほしかった。
最後に講師の先生が作ったタワーを紹介してもらい細い棒で組み立てたら160センチ位あったということを教えてもらった。私にはそのような発想がなかったので、家で作ってみたいと思った。
○新聞タワーは6班では0センチでしたが、高くするコツは下を丈夫にすることでした。東京タワーみたいに、下に何本かの丸めた棒を立てることで高く積み上げることができることがわかりました。家でその方法を使って何メートルできるかリベンジをしたいです。
○東京スカイツリーなどは、なぜ1本で立っているかがわからない、新聞だったら折れるのに、タワーを作る時は、まず固定していくということがわかった。3本だったら立つなら、4本、5本、6本と増やせばもっと安定するかもしれない。タワーを作る材料を増やせば、1本のタワーも立つかもしれない。
○紙を使って安定して立てるのは難しかった。私は最初に三角形をいくつか作って重ねたけれど、最後には倒れそうになったのでやめた。みんなでやったときには、下を四角くして上に三角形をのせようとしたけれど倒れてしまった。
最後には四角く作った中に使わなかった新聞を入れて倒れないようにした。
結果は101センチだった。100センチを超えられてよかった。家で100センチを超えられて安定して立つタワーを作りたい。