本日のアドベンチャーは、登呂博物館で「古代のひみつを探る」をテーマに行いました。実際に発掘の体験をしました。
子どもたちは考古学者になって「さいえんすあどべんちゃ遺跡」の発掘を行います 。各班に4 段の地層を渡し、出土品を壊さないように丁寧に掘り出しました。動物の骨、貝、米、ドングリなどさまざまな物が見つかりました。マップを つくりどこから出土したものなのかを記録しました。
それぞれの地層の中から出てくる物は、違っていました。班の中で、どんな物が出てきたのかを見比べました。「昔の人々がいた地層はどこだろうか?」「どんなくらしをしていたのだろう?」といろいろと想像しました。
博物館に展示するラベル作りを行いました。出土品に番号をつけ、土の種類、発掘者、出土品の種類や特徴、出土品の解説をカードにまとめていきました。
他の班と比べてみました。共通する地層はあるか 、一番古い地層はどれか、共通 する出土品はあるだろうか、自分たちのグループと比べながら観察しました。
博物館2階で開かれている企画展で実際に発掘された出土品を見たり、学芸員さんからお話を聞いたりしました。
各班の地層を横一列に並べてみると、同じ種類の土からは、同じ物が発掘されています。土の下では、つながっていたことが分かりました。
「今日のサイエンス」で 本日の活動を振り返りました。子どもたちに様々な気づきがあったことが分かりました。
・見つかったものから4つのものを想像しました。化石や、村、昔の物を土の中から探すのは楽しかったです。ガラスはいつからあるのかが気になりました。
・地層の違いによって、出土する物が違った。また出土したものを観察すると、その時代の人々の生活の様子がよく分かった。
・まずとがった物で動物を殺したり、肉をさいたり、木に火を付けて焼いて食べたあとの骨は、祈りなどに使ったり捨てていたりしていたと考えた。地層によって入っている物が違うことも分かった。
・土の中のもので何時代かわかるっているのがすごいと思った。実際に発掘するとすごく大変だとわかった。発掘するとすごく大変だとわかった。