ビタミンCテストの手法で調べたいことをグループで相談し、各自溶液を準備しました。各自が持ち寄った試料について実験し、グループ毎の簡単な発表を行いました。
1.実験計画(班で話し合い) 20分
持参した材料の観点を確認し、仮説を立て、実験の手順を相談する。
2.実験 40分
3.片付け 10分
4.発表の準備 20分
用意した表(様式)に結果をまとめながら、考察する。
5.発表 30分
■指導者の振り返り
参加した子どもたちがそれぞれの観点で材料を持参し、
仮説(予想)を立てながら実験を積極的に進めていました。
子どもたちには様々な形で「科学の芽」が芽生えているのだとい
うことに感心いたしました。
・材料として持参した飲み物(液体)の味や栄養とVCの関係
・商品としての銘柄やパッケージの商品名などとVCの多い少ない
・生の食品と加工食品
・VCが多い食品を調べ、それを検証しようとした
等、材料に関する様々な観点が見られました。
また、より実験の精度を高くしようとする工夫や、
前回行った方法では実験しにくい材料についてやり方を少し変えてみるなど、
実験方法に関する意識も高かったと思います。
発表の時間を30分以上とれたのも、
各班の実験に関する方針や結果、考察を共有できたという点で有効でした。