受講生のみなさんへ

 令和6年度のしずおかサイエンスアドベンチャーが始まりました。

 

「しずおかサイエンスアドベンチャー」とは

「しずおかサイエンスアドベンチャー」は,静岡科学館を拠点に月1回開催(全9回)する科学教室です。小学校3年生から6年生まで36名が会員として登録され、縦割りのグループ活動で実験・観察に取り組みます。指導にあたるのは、静岡市内外の小中学校教員を中心として組織する科学館ボランティア「静岡サイエンスミュージアム研究会」のメンバーです。児童の科学リテラシーを形成することを目的に、多くの体験型科学教育プログラムを開発してきました。またその成果を小中学校の授業へと普及させ、教員の授業力向上を図ることも目的としており、理科の授業改善にも役立っています。
 「子どもの居場所作り推進事業」として月2回の活動が前身で、この2年間の実績を踏まえ、土日の児童の学びの場として、平成17年度より「サイエンスアドベンチャー」としての活動を開始しました。縦割りの活動において、自然科学への興味・関心を伸ばすことのみならず、コミュニケーション能力や、互いを思いやる心を育成することができると考えます。また指導者である小中学校の教師がプログラムについての情報交換を通じて、互いの指導技術を高め合う研修の場となっています。